皆様こんにちは。営業第一課の田中です。
いよいよ12月に入りましたね!師走ということで、年末に向けて日々慌しくなっていくのを感じております。
さて、今回は皆様に『床下点検』の重要性についてお話しさせていただきたいと思います。
まず床下点検の目的は、家の土台となる部分に不具合がないかどうかを調べます。
というのも外壁にひびが入っている場合、家の基礎に問題がある場合があります。
外側から見ただけでは分からないことがあるのです。
水は漏れていないか
浴室やキッチンなどの水回りは水漏れが心配です。また、雨漏りなどしていないかも確認をします。
今水が滴っていなくても、濡れた形跡がある場合は要注意です。
もしわずかでも水漏れをしていると木材が湿り、腐食しやすくなるほか、シロアリを呼びやすくなってしまうからです。
ひび割れなどはないか
床下は家の基礎、大事な土台ですから、その部分にひび割れや破壊されている部分などがないかも確認をします。
シロアリなどの被害はないか
シロアリは土の中に巣を作って棲んでいますが、そこから床下の木材まで登ってきます。
土でできたこの道を蟻道といい、これがある時にはシロアリが入り込んでいる可能性があるので、どこに被害が出ているかを念入りに確認をします。
こんな場合は修繕が必要!困った床下の状態
実際に床下を見て、このような状態が見られたら修繕をする必要があるでしょう。
床下の湿度が高い
床下の湿度が高くなっていると、カビが生えやすいですし、またシロアリも心配です。
カビ臭さが気になるほど湿度が高くなってる場合には、調湿工事をおすすめします。
木やコンクリートがボロボロになっている
土台である木やコンクリートがボロボロになっていたら、
・土壌に問題はないか
・シロアリはいないか
など、ボロボロになっている原因を特定した上で、修繕工事を行います。
というのも、
原因を特定してから修繕しないと、また同じことが起こる可能性があるからです。
基礎にひびが入っている
床下の基礎にひびが入っている場合は、ひびの太さにもよりますが、補強工事が必要になるでしょう。
もし地震が起きた後にひびを発見した場合には、建物の基礎そのものに問題があるのかもしれません。
地盤が沈下している
床下の地盤沈下が確認された場合には、早急に専門の業者に相談してみましょう。
どの程度沈下しているかによって工事の方法も変わりますので、どのような工事が必要なのか確認をしましょう。
シロアリがいる!
シロアリは僅かな隙間からでも驚くほど繁殖をします。
一度住み着くとあっという間に家を傷めるほどの繁殖となってしまいます。
早期発見、早期駆除がとても大切です。
蟻道を見つけたら、建物の被害が大きくなる前に早急に駆除をしましょう。
床下の不具合を放置しておくとこんな危険が!
床下点検をして不具合が見つかったのに
「住んでいて特に不具合がないから」と
放置してはいけません!
もし基礎にひびを見つけた場合、放置しておけば、そのひびから雨水などが入り込み、鉄筋が錆びてしまう可能性があります。
水分というのは小さなひびでも侵入しますので、要注意です。
さらにひびを放置すると、建物そのものの強度に影響が出てしまいます。
小さなひびであれば、今すぐに地震で建物が倒れるといったことはないでしょう。
しかし将来的には建物が傾いたり、地盤沈下を引き起こす可能性があります。
以上のことから私たちは、外構工事、エクステリアのリフォームを行うだけではなく、どのような工事が必要なのか、床下から点検を行い、戸建住宅の健康状態をきちんと見極めてから適切な工事をご提案いたします。
点検は無料ですから、気になった方はお気軽にお問い合わせください。